アービトラージ入門 裁定理論からマーケットが見える



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アービトラージ入門 裁定理論からマーケットが見える
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分かりやすくてためになる

アービトラージ=裁定取引の入門として、とても分かりやすい。
アービトラージというと、ブルドーザーの前で5円玉を拾うような行為、と揶揄される
こともあるが、裁定の機会があるような歪みというのは存在すると思う。
実際に、一企業の株式と債券のスプレッドなどをウォッチしている人もいると思うし、
それによって利益を得ている人もいるであろう。
問題点は、裁定の機会と思って見つけた歪みがそのまま股裂きになってしまうことかw

市場とは‥

美味い話というものは存在するし、それを実行できる人もいるのだが、そういう話が知れ渡り実行者が増えると、モノの価格は急速に収斂していく。別の言い方をすれば、市場にデビューする前の財の価値の分散が、市場デビュー後に急速に平均値近傍に収斂するといえる。そもそも、モノやサービスは市場に出るまえから価値があるのか、市場に出なければ価値があるとはいえないのか。 それは、究極的にはマーケットというものを所与として捉えるのか、作りだされるものなのか、という問に行き着く。

ネットで情報が世界を駆け巡る現代だからこそ、ネットに乗らない貴重な情報も一部には存在している。場合によっては、貴重な情報だからこそ、ネットに乗らない、乗せないという事も十分に起こりえる。

市場というものを考える上で、多くの示唆を与えてくれる本である。





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